
こんにちは、トシです。
今回は家族でサファイアの原石を
探す旅に行ってきました。
宝石採掘はロマンでいっぱい
なんの知識も無いままに、ノリと勢いで行った初めてのトパーズ探しから約1年後。同じ興奮を求めてサファイアを探しに行ってきました。
トパーズ探しの後からすっかり石探しの楽しさにハマってしまい、石クラブに入会して石磨きもしてます。
サファイアと言えばルビーやエメラルドのように、多くの人が聞いたことのある宝石だと思います。
あの透き通った青色がカッコイイですよね。
今までの人生で宝石に興味を持ったり、買いたいと思ったことも無かったのに、急に熱中し始めた時は自分でもビックリしました。
それが今では自分の足で広い山の中を歩き回って数ミリ~数センチほどの原石を探す。
そしてそれをカットして磨く。
ここにもの凄くロマンや楽しさを感じているんです。
一度経験するとやめられない、楽しくてしょうがないとはこのこと。
本当に唯一無二、プライスレスな体験。
そして、自分で見つけた原石から作ったペンダントや指輪にはすごく愛着が湧きます。
毎日眺めて、身に付けて、ずっと大事にすると思います。
そして、こういうワクワク体験を子供たちにさせてあげるのが僕にできることだと思っていて、一生懸命に趣味を楽しんでるわけです。



自分が楽しいと思ったことに子供たちをつき合わせる教育(笑)
サファイア採掘の準備
キャンプや採掘に必要な道具の準備をする、冒険はここから始まります。
正直に言うと準備はめんどくさい。思いついた時はノリノリなんだけど、行く日が近づいてくるとめんどくさくなる。
そういうものです。
途中で車のトラブルがあったらどうしよう、携帯の電波も届かない山奥で迷子になったらどうしよう、と不安になる。
そういうものです。
それでもサファイアを採った後のこと、みんなで喜ぶ瞬間を思い浮かべると、ジワジワと気持ちが盛り上がってきます。


原石の状態でのサファイアは、濃い青色で黒と見間違えるものや、色が薄めで太陽に向けると光を通してきれいなものなど、いろいろあります。
お店で売ってるような輝く状態ではないので、知らないとサファイアだとは気づかないかもしれません。
子供たちがもう少し大きくなって、計画や準備の時から一緒に盛り上がれるようになるのが待ち遠しいです。
いつかは彼らが全部準備して、運転して、テントも立てて、僕は石を探すだけ。
そんな夢のような日が来たらいいなと思いながら、あちこちに子供たちを連れ出してアウトドア好きになるように仕向けています。
さて、石クラブのメンバーから聞いた話だと
- 採掘場の入口から目的の谷まで2㎞ほど歩く
- 必要な道具はザル、小さめのつるはし、シャベル、許可証
採掘するための許可証は政府のオンラインサイトで購入
特別な道具はとくに無いので、あとは【根気】と【運】
これは僕の一番得意なところ、トパーズ探しでも発揮したので、今回も期待大です!
実際に石を探していても【根気】と【運】が一番必要だと思いました。
あきらめないでがんばった先に最高のご褒美が待ってる、これを知っちゃうとやめられません。
子供たちには過酷な宝石探し
採掘場の入口からポイント(谷)までの長い距離を歩くのに加えて、途中からは子供の頭の高さほどあるトゲトゲした草が生い茂っていました。
このダブルパンチが子供たちの気分を楽しいから帰りたいに変えはじめ、
「こっちで合ってるの?」「迷子になってない?」などの不安な声が漏れ出しました。
「初めてだから分からないよ」「たぶん合ってる」などと答えながらも、
「時間と労力をかけた分だけ見つけた時の喜びが増すんだよな」と、僕は心の中でつぶやいてました。
子供たちにはまだ理解されないこの気持ち、この感覚が共有できたらもっと楽しくなるんだろうなと思います。
そして、こういう場面になっても僕は「帰ろうか?」と言いません。
来たからには絶対見つけたいし、見つけた時の喜びや感動を体験させてあげたいという思いもあるので、基本スパルタです(笑)
さっきも書きましたが、この【根気】が大事で、これが喜びを何十倍にもするんですよね。
そんなスパルタな僕も反省する点はあって。。。
Google earthという便利なもので衛星写真をプリントしてくればよかった。
頭の中にある地図と体内コンパスだけに頼ったという無謀さ、準備不足、ごめんなさい。
サファイアを発見!喜びの瞬間
小川が干からびた後の川底、斜面、大きな岩の下などをよく見ながらサファイアを探す。
分かっていることは
- そんなに深く掘らなくてもいい
- 黒っぽい石があったらとりあえず拾って確認
あとは根気よく歩いて、はいつくばって探す。




ここまでがんばって歩いてきたから、何とか見つけたい。
サファイアが見つかればここまでの疲れもふっとんで、子供たちにも笑顔が戻るはず。
大きな石を動かしてみたり、少し掘ったりして探していると、明るい青い石が茶色の乾いた土の中から顔を出しました
唾で軽く洗って太陽に照らすと青く透き通り、それと同時に心の中で「よっしゃー!」という喜びが込み上げてきました。
子供たちは思ったほどテンションも高くなく、「きれい~」と言ってました。
そんなものですよね。



みんなで抱き合って喜ぶくらいのつもりでいたのが恥ずかしかった(笑)
サイズはとても小さくヒビなどもあるため、宝石としての価値はほぼ無い。
それでも自分で苦労して採ったという事実に大きな価値を感じました。


僕と同じ感動は、子供たちに伝わってなかったけど、良い思い出としていつまでも覚えていてくれたら嬉しいです。
もしかしたら、暑い中をたくさん歩いて大変だったという記憶だけが残るかもですけど。
いつかこの特別な体験の価値を感じてもらえたら嬉しいと思ってます。
夢への第一歩
今回のサファイア探しの目的は2つ
- 家族で特別な体験をしたい
- 自分で宝石を採って、磨いて、指輪を作って、奥さんにプレゼントしたい
この2つ目の「指輪を自作する」が、僕の叶えたい夢の1つでした。
15年以上前になりますが、日本にいる時に工房を訪れて結婚指輪を手作りしました。
ちょこっとワックス(ロウ)に模様を描く程度で、手作りからはほど遠く少しモヤモヤした気持ちがあったんです。
そして、あることがきっかけで石に興味を持つようになりました。
さらにケアンズ周辺で宝石が採れると分かり、一気にこの夢を叶える可能性が広がりました。
その後は
- スキルを学ぶために石クラブへ入会
- 自分で原石を採る
- 採ったサファイアを磨く
- 指輪を作る
などを経て、約1年半かかってこの夢は叶いました。
つまり、僕はこんな熱い想いを胸に秘めながらサファイアを探してたんです。
そりゃ子供たちが多少ぐずっても「帰ろうか?」なんて簡単には言えませんでした(笑)
サファイアを眺めながら過ごすテントでの夜
キャンプ場に戻って暗くなってからも、ライトでサファイアを照らしながらニヤニヤしてました。
見つけた瞬間の喜び、テントでビールを飲みながら眺める喜び、夜はライトで照らして見る喜び。
美味しいおかずでご飯が2杯も3杯も食べれるように、採った石で2度も3度も喜べます!
さらに採った石を磨いて、何か作ったら4度も、5度も喜べる。
最高の遊びだと思います(笑)




家族の思い出として宝石以上の価値があった
今回の採掘エリアは長距離を歩き、子供の背の高さまであるトゲつきの草が生い茂る中を歩きました。
その結果、次女の中では良い思い出にはならなかったらしく、石探しに少し否定的になってしまいました。
子供ならそれが普通かもしれません、親に連れ出されてきてるわけだし。
これは次女の感じ方だけど、僕が感じてほしかったこととは違うので、少し寂しい気持ちもあります。
でも、自分が子供たちにしてあげられることは、アウトドアへ連れ出して遊びを体験させてあげること。
今後も子供たちを連れて石探しに行き続けたいと思ってます。
自分が楽しいと思うこと(キャンプ、川遊び、石探し)を体験させることはできる、そして、それに対してどう感じるかは子供たちしだいなので。
もちろん石探しを好きになって一緒に楽しめたら最高だけど、そこは強制とかせずに自分が楽しんでる姿を見せたいと思ってます。


子供たちと思い出に残る特別な体験をする
このためなら、時間がかかっても、お金がかかっても、体力的に大変でも、がんばってやる価値がある。
楽しい体験を一緒にすることが大切だと思ってます。
子供たちはこのことをいつか忘れるかもしれないけど、親として感じた喜びを僕は一生忘れないです。
今回のサファイア採掘の旅も大成功でした!
▼サファイアを磨いて指輪を作った記事はこちらから読めます。


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